今週のThe Journal Of Neuroscience(25 FEBRUARY 2015; 35 (8))を読んだ
Table of Contents — February 25, 2015, 35 (8)
印象深いのが2つほどありました。
Dopamine Directly Modulates GABAA Receptors
Dopamine Directly Modulates GABAA Receptors
http://t.co/8KL5BIXNtU
えええええええええええええええええええ
— ヒロシバ (@hiho_karuta) 2015, 2月 27
衝撃的や。ドーパミン付加でGABA量とか膜電位変化とかは調べられてるだろうし、まあどうせ間接的に関与してるだけでしょって認識だっただろうに、ダイレクトに効いてるなんてことがあるのか・・・
— ヒロシバ (@hiho_karuta) 2015, 2月 27
ドーパミンがGABA受容体に直接効いてるなんて考えもしませんでした。効いていたとしても、どうせ間接的だろうと思ってました。アブストしか読めてませんが、受容体の様々な部位を変異させて、どこに効いているのかはっきりさせて説得力を上げているようです。これをきっかけにいろんな受容体と神経伝達物質の直接作用なんかが調べられていくかもしれませんね。
Fast Gamma Oscillations Are Generated Intrinsically in CA1 without the Involvement of Fast-Spiking Basket Cells
ビビった、俺の研究しようとしてることの根底を覆すような論文かと思った。 Fast Gammaだから60Hz以上か、見ようとしてるのは50Hz以下のんだからセーフ。
— ヒロシバ (@hiho_karuta) 2015, 2月 27
マウスのin vitro実験、カイニン酸投与でガンマ波を誘導してCA3やCA1で計測しています。CA3とCA1のガンマ波周波数帯域が若干違うことを最初の図で言ってます。説得力のある入り方の勉強になります。optogeneticsも利用しているようです。最初、Fast GammaではなくGamma全体の話かと思い、そうすると自分の実験が無意味なものになるのでとても焦りました。